銀紙を噛むと歯が痛くなる理由

[スポンサード リンク]

銀紙やアルミ箔、スプーンやフォークなどを金属歯で噛んだ時、「キーン」と歯が痛くなったり独特の変な味を感じた事はありませんか?

この現象は、金属歯がアルミなどに反応して微弱な電流が流れる事によって起きています。電流の名前はガルバニー電流と言い、電位差がある金属同士が接触する事で電流が発生するのです。

逆を言えば、同じ金属同士ならこの反応は起こらないとも言えます。また、金属の歯ではなくセラミックの歯や自前の歯であれば、ガルバニー電流が流れる可能性はほとんどないでしょう。

銀紙に反応する差し歯や被せもの

差し歯や被せものの事を医学用語ではクラウンと言いますので、これより先はクラウンという用語を使って解説していきます。

銀歯

クラウンが主に金銀パラジウム合金かニッケルクロム合金で作られています。素材が金属という事で強度や耐久性には優れていますが、見た目の問題があるので前歯以外の歯によく用いられます。

銀歯は保険適応品ですので、1本当たりの治療費は約4~5千円で済みます。

金歯

クラウンが主に金合金や白金加金で作られています。銀歯よりも強度や耐久性が優れているのですが、保険が効かない商品なので治療費が非常に高価になります。

費用は大きさによっても異なりますが、1本当たり約5万円~12万円程度はかかると思っていた方が良いでしょう。

銀紙に反応しない差し歯や被せもの

硬質レジンジャケット冠

クラウンが硬質レジンという歯科用のプラスチックで作られています。

見た目が普通の歯とあまり変わらない上に金属ではないので金属アレルギーの心配は無くなりますが、強度は強くありませんので主に前歯の治療に用いられます。

硬質レジンジャケット冠は保険適応品ですので、1本当たりの治療費は約4~5千円で済みます。

硬質レジン前装冠

クラウンの見える部分には硬質レジンが使われ、見えない部分には銀歯と同じ素材が使われています。

見た目と強度のいいところ取りをしたクラウンではありますが、保険が効くのは前歯と犬歯までとなっており、奥歯は保険の適用外なのが残念なところです。

前歯と犬歯の1本当たりの治療費は約7~8千円で済みます。

オールセラミッククラウン

クラウンがセラミック(陶器)で作られています。見た目がとてもきれいという事と、表面がつるつるしていて汚れが付きにくいという事から女性の方に人気があります。

しかし、保険の適用外の商品なので、1本当たりの治療費は約10万円~15万円と高額になります。また、クラウンが陶器なので割れやすいという欠点もあります。

ハイブリッドセラミッククラウン

クラウンがセラミックとレジン(プラスチック)を混ぜ合わせたもので作られています。

ハイブリッドという事で長所も短所もオールセラミッククラウンと硬質レジンジャケット冠を足して2で割った感じになっています。

これも保険の適用外の商品なので、1本当たりの治療費は約5万円~12万円ぐらいは掛かるでしょう。

メタルボンド

クラウンの見える部分にセラミックが使われ、見えない部分には金属が使われています。

硬質レジン前装冠と似たようなクラウンですが、見える部分の素材にはプラスチックではなくセラミックが使われているので、見た目がとてもきれいです。

保険は適用外ですので、1本当たりの治療費は約10万円~15万円となっています。

ジルコニアセラミッククラウン

クラウンの見える部分にはセラミックが使われ、見えない部分はジルコニアという宝飾品の材料にも使われている素材が使用されています。

セラミックもジルコニアも金属ではない為、金属アレルギーの心配はありません。更にジルコニアは高い強度を誇り耐久性にも優れているので、どの部位にでも使用する事が出来ます。

もちろんこれも保険の適用外の商品で、1本当たりの治療費は約10万円~20万円とかなり高額な商品となっています。


スポンサード リンク