歯の神経は取っても大丈夫?

[スポンサード リンク]

歯の神経を語る前に、歯の構造について少し解説しておきます。

歯というものは、神経や毛細血管が集まっている歯髄を中心に、象牙質、エナメル質で包まれています。

エナメル質は歯の表面に見えている白くてつるつるした部分で、体の中でも一番硬い組織と言われています。

ものを噛み砕く事に適した組織ではありますが、その反面で欠けたりひびが入りやすいと言った欠点もあります。

象牙質はエナメル質よりも少し柔らかい組織で、歯にかかる負担を軽減するクッションのような役割を持っています。

歯髄は歯に栄養を送る為の毛細血管や、何か異常があった時に脳に伝達する神経が集まっている場所です。

周りが硬い組織で覆われているので、ここが炎症を起こしてしまうと内部から歯の組織全体に圧力がかかり、歯が浮いた感覚になったり歯が疼いて眠れない程の痛みを発する事になります。

歯髄は直接治療するには難しい歯の内部にあり、更にこの組織は柔らかいので症状が進行するスピードが速く、早めに根本的な治療を行わないと歯の根っこにまで被害が及びます。

歯の神経を取る場合というのは大体歯髄が炎症を起こしている時で、歯の神経を抜くというのは歯髄を取り除くという事を意味します。

歯髄には歯の状態を助ける為の血管や神経があるので、取らなくても良いのなら取らない方が良いのですが、残しておく事で他の組織がダメになる事もあるのです。

歯の神経は取っても大丈夫とは言えませんが、取らざるを得ない場合は仕方がないのかもしれません。

神経を取るメリットとデメリット

神経を取った場合に歯が受けるメリットは、

  • 歯の痛みが無くなる。
  • 他の組織への侵蝕を防ぐ事が出来る。

などです。

神経を取るのはこれらが目的なので、当たり前のメリットと言えばそうなのかもしれませんが、医師の技術力によっては望んだ結果が得られない場合もあります。

神経を取った場合に歯が受けるデメリットは、

  • 歯がもろくなって欠けやすくなる。
  • 歯が黒ずんだり褐色になったり変色する。

などです。

しかしこれらは適切な治療を受ける事により、その症状を軽減する事が出来ます。

なるべくなら神経は除去したくはないものですが、どうしても取り除かなければならない時は腕の良い信頼できる歯医者さんに診てもらうようにしましょう。


スポンサード リンク